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2009年08月09日

6.帰郷(1)


「17〜18年経ったかな?」柿崎は長谷が持ってきた缶コーヒーを新田の前に置いて言った。
「全く連絡もしないで・・・。」新田はそう言うと、申し訳なさそうに柿崎に頭を下げた。
「そうしろと言ったのは俺だからな。」柿崎は全く気にせずに新田の顔を見た。
「さすがに疲れた顔してんな。」柿崎が笑った。
「そうですか?いつもこんな顔してたんですけどね。」新田も笑った。
「上から見下ろした下はどうだった?」柿崎は忘れていなかった。
「下を見るなんてこと・・・とうとう、出来ませんでしたね。」正直に新田が答えた。
「お前でもそうなるってことか・・・。」柿崎は長年知りたかった一つの答えが明らかになったと感じた。
「大半はおれの手元に届く前に指針が決まってましたからね。俺なりに上が思い付きもしないことをやってみましたけど。まあ、その結果がこうです。」新田が付け加えた。
「現場とトップの両方に自分の居場所が無いと、思うようにはならないって事かね?」柿崎がに飯田に問題を出すように言った。


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posted by 北乃 道晴 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 6.帰郷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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