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2009年08月09日

6.帰郷(3)


「なんだ?信念、見つけられなかったのか?」
 柿崎が発したこの一言は、さすがに新田には痛かった。
「そんな気がします・・・。」
「良かったな。俺と一緒にパクられ無くって。」柿崎が笑った。
 柿崎には全て見透かされている。あらためて新田は思い知らされた。
「俺も大した信念なんか未だに持っちゃいねーけどよ。小さな信念を持つだけでも、生き方が随分と変わるもんだぜ。」タバコに火を点けながら柿崎は言った。
「給料少ないけど、しばらくここで働いてみるか?」
「いいんですか!?」新田が驚いた。
「どれだけ働こうと、怠けようと、ここでは全員給料は均等割りにしている。俺も含めてな。ボーナスも無し。全員、会社の予算や経営状況を知っているし、切り盛りもしてる。」
「・・・。」


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posted by 北乃 道晴 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 6.帰郷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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