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2009年10月17日

36.永遠の日常(15)


「大人気ないな・・・。それにしてもまだ滑れるもんなんだな。」柿崎がゴール付近の雪の上に座り込んでいる新田を見下ろして笑った。
「いやぁ。ポールも板も、何もかも、昔とはずいぶん違うんだね。これ以上はムリ、ムリ。」新田が息苦しそうに答えた。
 3人の少年達は残る時間をのんびりとスキーに興じ、新田ら大人たちはすぐに音を上げてレストハウスへと引き上げて行った。
「子供って本当に疲れ知らずだな・・・。」
 新田は、滑り降りて来ると休むことなくリフトに向かう3人の少年たちの姿を見ていた。
 スキーブーツを脱ぎ、のんびりとコーヒーをすする大人たち。
「お前でもきついか?」吉森が新田を冷やかした。
「普段は車に座ってる仕事ですからね。勝手が全然違いますよ。」
 新田の言葉を聞いてモトハルは、
「なんだかF1ドライバーの凄いイメージが影を潜めちまうなぁ。」と足を痛そうにさすった。


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posted by 北乃 道晴 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 36.永遠の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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